4歳の息子のセロテープくれ。が止まらない。
甘いものが大好きでヒーロー戦隊と昆虫に夢中の、いたって普通の4歳の息子。
と、思っていたら...
セロテープも好きでした。
と、いうのは言い過ぎですが、ここ数ヶ月の間、とにかく4歳の息子は何かと言えば「セロテープちょうだい。セロテープちょうだい。」と言ってきます。
その理由というか何に使うのかと言う話なんですが、それは折紙や新聞広告やコピー用紙をセロテープでつなぎ合わせて何かを作りたいということらしいのです。
セロテープは私の仕事部屋にしか置いていませんので、何かを作りたいときには息子が「セロテープちょうだい。」と私に言ってきます。その度に私も「はい。はい。ちょっと待ってね。何枚いるの？」と聞きながら息子にテープを切って渡してやっていました。
息子も本当は自分でセロテープをちぎって取りたいらしいのですが、私が持っているものは業務用のセロテープ台で息子にとっては大きいからなのかどうかは分かりませんが、とにかくうまくちぎり取ることが出来ず、いつも失敗してしまうので「セロテープちょうだい。」と私に言ってくるのです。
何を作っているのか分からないこともあるのですが、自分で何かを考えて作ろうとする気持ちはやはり尊重してあげたいと思い、息子の希望通りの枚数をいつもあげていました。
すると、家のセロテープが無くなったんですね...（買い置きしてたやつも全部）
（セロテープ無いと、ちょっと老けます。）
私も息子と同じ歳の頃、お絵描きや塗り絵やあるいは粘土で何かのカタチを作ってみたりすることがすごく好きでしたが、息子は私の幼少期とは違ってお絵描きはあまりすることはなく、その代わりなのか塗り絵やセロテープを使った工作を、いつまでやってるの？と言いたくなるくらいずっとやっています。
そして、その量。
一応作ったものは今のところ捨てずに置いていますが、ここ2、3ヶ月分だけでもダンボール2箱くらいにぎっしりと詰まっています。
今もカタカタとブログを書いている私の周りには折り紙で作った紙ヒコーキとか鉄砲とか剣とか、他人からすればただのガラクタのようなものが散乱しています。片付けるのが億劫になるほどに。
そして昨日のこと。そんなに貼ったり切ったり作ったりすることが楽しいのならと思い、4歳の息子の工作用にと「お道具箱一式」をプレゼントしてあげようかなと思い立ち、息子と一緒に近所の百円ショップに行くことにしたのです。
百円ショップには息子の工作に使えそうなものがいっぱいありましたが、とりあえずは何が必要なのか息子自身で選ばせてみようと思い「必要なものを自分で探してきてください。」と他のお客さんに迷惑にならない程度に息子を自由に歩かせてみました。
しばらくすると「持ってきたよー。」と息子が両手いっぱいに仕事道具（息子は工作のことを仕事と言います。）を抱えて戻ってきたのです。
おっ、良い子だねえ。どれどれ何を持ってきたのかな。と見てみると...
全部おもちゃかーい...
4歳児の現実ですね。ハハハ...（汗）
「違う違う！おもちゃじゃないでしょ。鉄砲作ったり、剣を作ったり飛行機作ったりするんでしょ？なんでおもちゃ持ってくるの。」「やっぱりおもちゃにする。」「なに言ってんの？」「おもちゃほしくなっちゃったからおもちゃかうー。」「買いません。」「ええー！！」
最近の百円ショップには立派なおもちゃコーナーもありますから、小さい子供をフラフラさせるとこんな感じでちょっと面倒なことが起きます。
結局、息子のお道具箱はほとんど私が選んで購入しました。
購入したものは、お道具箱本体と小さめのセロテープ。定規。のり。ハサミ。コンパス。よくできましたシール。セロテープ予備。
これで十分でしょう。
さあ、明日から思いっきりこのお道具箱を使って好きなだけ作ってください！そしてなによりも今となってはあなたの工作で必要不可欠となっているこのセロテープ。これからはあなた専用なのですよ！
無くさないようにちゃんとフタをして大事にしてくださいね。
おほほほ！おほほほほ....
ん？
あ、あれ...閉まらない。
セロテープが大きすぎてフタが閉まらない...
お道具箱のサイズ間違えちゃったみたいっす。ごめんね。
おわり。
かかか買ったばかりの白いガスストーブに黄色い線が引かれとるー。側にはクレヨーン。
— トイトーマス (@toithomasBlog) December 20, 2014