4歳の息子のでんぐり返しで病人。
先週のことです。
息子の通う保育園から38度の熱があるのでお迎えにきてほしいという電話がかかってきました。
基本的には普段のお迎えも私の担当になっているので、何かあればいつでも向かえるようにと思って仕事をしています。が、そう腹を括っていてもやっぱり保育園からの電話にはドキリとします。親としての心配もありますし、キリの悪いところで仕事の手を止めなければいけないという、いろんな意味でのドキリ。
仕事に関して言えばなかなかお迎えに行けるようなちょうど良いタイミングなんてものはないし、結局は適当に切り上げるしかないのかなと、いまだ対策は見つからなくて、そういうときは夜へシフトするわけなのですが、そうなると翌朝がつらい。
お迎えの電話をもらってから保育園に到着したのがちょうどお昼寝の時間。熱でうまく眠れないらしいと電話で先生から聞いていたので、大丈夫かなと廊下で待っていると、先生と一緒に教室から出てくる息子を発見。
私が来るあいだに眠りはじめていたのかおぼつかない足取りでふらふらと歩く息子。そんな息子に向かって声には出さず手を振りながら「来たよー」の合図を送ると、ようやく私に気付いた息子が「ああ!」と大きな声をあげながらやってきました。
でんぐり返しで。
ぜんぜん出来てないけど...
なるほど元気な病人である。
「なんででんぐり返ししてんの。ほんとにしんどいの?」
そんな素朴な疑問を投げかけてみると急にしゅんとなって縮こまり猫なで声になる息子が「う〜ん。しんどい。」ってぶりぶりし始めます。ああそうですか。でもまあ元気そうでなにより。ただ一応熱はあるということなので帰りに病院へ行くことに。
特に熱以外、これといった症状もなく、ましてやでんぐり返しができるほどの元気もあるみたいだし、ただの風邪だろうな、明日には治るだろうなと、診察を受けるまではそうたかをくくっていたんですが結局「溶連菌」にかかっていました。わからんもんです。
「溶連菌っていう病気なんだって。お友達にうつっちゃうといけないから3日間くらいはおうちにいなさいって先生が言ってたよ。保育園にも行けないね。」
理解できるかどうかはともかく、先生に言われたとおりに息子にもそう説明をしてみると、「えっ?ほいくえんやすみなの?らっきー!」って、案の定すごくうれしそう。
帰宅してからもあいかわらずな息子を、一応病人だからと寝かしつけるのは難しく、ひととおり好きに遊ばせたあと遅めのお昼寝をすることに。
翌日、息子の熱は36.2度まで下がりそれ以降も出ることはなく、結局この3日間は安静どころか騒がしい病人の遊びにつきあうはめになりました。私自身も平日を3日間連続で一日中息子と遊ぶというのは本当に久しぶりだったので、改めて遊びに対する溢れんばかりのそのパワーには驚かされました。
でも休みの間中、私にべったりすることも多かったので保育園に行くと少し寂しくなっちゃうんじゃないかとも思ったりしたんですが、息子曰く「ワイ、ぜんぜんさびしくないワイ!」「ワイ、ぜんぜんや!」「ワイ、ぜんぜんや!」だそうで。なぜか関西なまりで自分のことをワイワイ言っていました。ワイと言えばおのずと岩鬼を思い出しましたけど、もしかして保育園でドカベン流行ってるのかな。なわけないか。子どもの世界はよくわかりません。
でも、とりあえずは快復してくれたみたいで、ワイもうれしいです。
おわり。
唯一の虫友達が旅行行くからって昨晩私の家に虫たちを預けに来たんだけど、犬とか猫じゃなくて虫を預かり餌をやるというはじめての経験をしております。しかも羽化したら別の虫かごに移してくれということなので気合を入れて任務についておるとこであります!
— トイトーマス (@toithomasBlog) June 26, 2015