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私のブログ

こどもの事とか虫の事とか

4歳の息子と昆虫大学で虫食べまシタ!

 

 

今日は、ずっとずっと気になっていた【昆虫大学】のお話。

入学。 

 

昆虫大学には「ときめき昆虫学」の著者でもあるメレ山メレ子学長をはじめ、クマムシ博士の堀川大樹さん、アントルームの島田拓さん、石川県ふれあい昆虫館職員の福富宏和さんなど、とっても気になる方たちの展示販売、そして2日の夕方からは化学生態学者の岡本朋子さん、昆虫分類学者の丸山宗利さん、菌類研究者の白水貴さんなどのトークショーと、虫好きの私にとっては行きたい見たい聞きたいが詰まったとってもとっても気になるイベントがあります。

しかし残念ながら仕事があり2日のトークショーには行けず3日の最終日にようやく4歳の息子を連れて念願の昆虫大学へ参加する事が出来ました。

入場料は500円。幼児は無料です。

 

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このチケットもなんだかステキ。これは参加というか入学なんだ!

 

昆虫食カフェ。

 

昆虫大学に行ったら必ず体験しておきたい事がありました。
それは虫を食べる事。つまり昆虫食です。

私は4歳の息子と近所の公園で虫とりをしたり、昆虫展に行ったり、家で一緒に図鑑を見たりする程度のいわゆるただの虫好きで「虫を食べたい。」という考えはさすがにありませんでしたが、最近のテレビやブログなどで昆虫食という言葉を耳にする様になってからは私も「食べたいなあ。」「おいしそうだなあ。」と、ついついよだれを垂らしそうになってしまっていたのです。ずるずる。

そんな私が入学(入場)早々に向かった先はもちろん昆虫食カフェ。

サクラケムシとカイコのフン茶飯、ミールワーム、コオロギ、イナゴの素揚げ、カイコ成虫の甘露煮、サクサン蛹のガーリック風味、蜂の子のコーンスープなど、虫嫌いの人が見たら思わず口と目を覆いたくなる様なメニューがずらりと並んでいます。しかしここは昆虫大学。厨房の隣に設置されたテーブルでは「うん。うん。」と頷きながら一品ずつメモを取りその感触を確かめ味わう人や「小腹が空いたからちょっとおやつでも食べたくなった。」とでも言わんばかりにパクパク食べちゃう人がいて、そんな昆虫大学ならでは?の雰囲気に私も思わずニヤニヤしてしまうのでした。

 

まず、私が選んだ昆虫食は「ミールワーム、コオロギ、イナゴの素揚げ」です。

これは見た目からして美味しそうでした。それぞれ2匹ずつ入っていてお値段も300円とお手頃価格。せっかくなので桜毛虫のフンで煮出した温かいお茶もいただきました。

 

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感想は見た目通りと言いますか、カリッと揚がってサクッと良い食感でどれも本当においしかったです。塩加減も丁度良い。私が気にならなかっただけかもしれませんが変な汁とかも出てこなかった様な気がします。ちなみにイナゴに関しては昔からよく食べられた食材ですから多分イケる人も多いのではないかなあと思います。お酒のつまみにはぴったりだ!

桜毛虫のフン茶も桜の香りがとても香ばしくてフンなんだという事をついつい忘れてしまうほどに大変おいしゅうございましたよ。ほんとほんと。

 

私が初の昆虫食を堪能している間、息子は隣の石川県ふれあい昆虫館の福富宏和さんがいるブースでオオゴマダラの幼虫に夢中。福富さんの話に耳を傾けながらなかなかその大きな幼虫に触る事が出来ずにいる息子はただじーっと見つめているだけ。結構平気で何でも触れる様になってきたと思っていたけれどやっぱり初めて見る虫にはまだほんの少しだけ勇気がいるのかもしれません。

 

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▲じーっと見つめるだけの息子。 

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▲オオゴマダラの幼虫。色がきれいで、とってもかわいい。 

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 ▲オオゴマダラの蛹。これ、本物です。ほんと不思議。

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 ▲羽化すると金色は消えるんです。

 

 

しばらくすると「ねえ、ねえ、さっきなにたべてたの?ぼくもたべてみたーい!」とニヤニヤと不気味な笑顔を向ける息子を連れ、改めて昆虫食カフェへ。

「これはなに?」と字の読めない息子に「これはコオロギでー、これは蛾の蛹でー...」とひとつひとつを説明していき、ようやく息子が選んだ昆虫食は私がさっき食べたミールワーム、コオロギ、イナゴの素揚げ。

「おまたせしましたー!」と渡されたお皿の上できつね色に変わり果て横たわるコオロギやイナゴを見て「やっぱりいらなーい。」と言い出す恐れも多少はありましたが、そこはさすが虫好きの息子。「いっただっきまーす!」と躊躇なくパクパクと食べ始めたのです。 

 

 

 

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「どんな味した?」と昆虫食カフェのお姉さんの問いかけにも「しおのあじ!」と返す息子に「まー、たしかにね。」と頷くしかない私達大人。ほんの数分ですべてを平らげた息子はごくごくとぶどうジュースを流し込みながら「ちがうやつもたべたい!」と昆虫食のおねだりをしてきます。まあ、せっかく昆虫大学に来たのだからもうひとつくらいなら、と今度はカイコ成虫の甘露煮を注文したのですが、残念ながらこれはちょっと苦手だった様で一口だけしか食べてくれませんでした。仕方がありませんので息子の残飯、いや残虫は私がおいしくいただく事にいたしました。桜毛虫のフン茶と共に。

 

来年も。 

 

お昼寝の時間もとっくに過ぎた14時頃。
「まだかえりたくない。」と眠たそうに目をシパシパさせる4歳の息子をなんとか諭し、名残惜しくも昆虫大学を後にする事にしました。

初めて虫を食べ、初めての顕微鏡でクマムシを覗き、初めて見るオオゴマダラの金ピカの蛹に驚いて。4歳の息子にとっては、はじめてづくしの貴重な体験。

そんなステキな大学に来年も少しだけ大きくなった息子と一緒に再入学したいと思います。

おわり。

 

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★昆虫大学のホームページはこちら
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