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私のブログ

こどもの事とか虫の事とか

4歳の息子のはじめてのおつかい。

 

4歳になったばかりの息子の【はじめてのおつかい】のお話。

いけるかな?

今日は日曜日。4歳になった息子との虫とりの日です。
外は天気も良さそうだしちょうどホットケーキミックスも余っていたのでたまにはドーナツでも作って持って行こうかな。そう思って早速作り始めようと冷蔵庫を開けてみると牛乳がありません。仕方がないので近くのコンビニエンスストアまで買いに行こうかとトッキュウジャーが始まるのをテレビの前で1時間も前から遊びながらスタンバイしている息子に「一緒に行こう。」と声をかけようとして突如私はめずらしくピッコーン!とひらめいてしまったのです。それは...

 

 

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です。

 

普段なら「醤油が無い。」「わさびが無い。」となった時には当たり前の様に連れて行くのですが先日息子は4歳になりました。お話もある程度出来る様になったし道だって覚えられる様になった。もう行けるんじゃないかな。そんな風に思いました。とは言ってもすぐそこなんですね。家を出て左に曲がったところ。大人だと徒歩1分くらいです。横断歩道を渡る必要もありません。けれどはじめてのおつかいなので息子に見つからない様に一応後ろからついて行こうかなと。念のために。でも行ってくれるのかな。やっぱり「怖い。」っていうかな。だめかなあ。そんな心配もありましたがとりあえずは聞いてみようと思いました。

「あのね。頼みたい事があるんだけど。」

「うん...」

「ドーナツ作ろうと思ったんだけど、牛乳が無くて困ってるんだ。だからお店に行って買ってきてくれないかなあ?」

 

 

 

 

 

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即答でした。しかも小躍りなんかしてすごくうれしそうです。「はやくいきたい!はやくいきたい!」まだ話し終わってもいないのに早速靴まで履きだしたりして。すごいなあ。人から頼りにされる事の喜びは小さな子どもでも同じなのかもしれません。【おつかい】に行く。その意味もちゃんと分かっているようだし(多分)、でも本当に大丈夫?

 

 

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きをつけてね

こうしておつかいに行くと言ってくれた事自体は本当にうれしいのですがやっぱりすごく心配です。横断歩道を渡らなくても良いとは言ってもふらふらとふざけながら歩いて道路に飛び出しちゃうんじゃないだろうか。自転車にぶつからないだろうか。不安になって泣き出すんじゃないだろうか。と、はじめての事なので私も気が気ではありません。

 

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もっと言ったかもしれません。気をつけてね。事故だけは無い様に。すぐそこのコンビニエンスストアとは言ってもひとりで行くのははじめてです。小さな冒険。けれど「いいよ!」って小躍りしながらはやる気持ちを抑えきれずに今にもドアを開けて飛び出して行きそうなその姿を見ていると、ついこの間まで私にまとわりつきひとりになる事を怖がっていた息子とは到底思えないくらいに頼もしくて。

よし大丈夫だ。
あと数年も経てばどこへだって一人でいけるようになる。その一歩を今日踏み出してみよう。息子を信じて送り出してみよう。

買ってくるものはいつも飲んでいる211円の牛乳。お財布に250円入れておくからね。分からなかったらお店の人にお財布渡していいからね。気をつけて。

 

さあ、いってらっしゃい! 

 

 

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はじめてのおつかい

私たち夫婦は二手に分かれて見守る事にしました。ひとりはお店までの道が見えるベランダから。そして私は少し距離を置いて後ろについて行きます。

玄関を出てエレベーターを使わず階段を使って下まで降りると「危ないからちゃんと歩いて行くんだよ。」と注意しておいたのに早速小走りで駆け出しています。幸い、日曜日の早朝と言う事もあり人通りも無く自転車も通っていません。

私の心配をよそにちゃんとお店へたどり着く事が出来た息子は自動ドアが開くのを待ってから入店し、するとすぐに立ち止まり「どこだっけ?」と記憶を辿る様にして首を傾げると「あっそうか!」と思い出したのか小さくジャンプしてから牛乳売り場へと向かいます。

牛乳を両手で抱えてレジまで運んだところを見届けると、今度は家まで戻ってくる息子に見つかってはいけないので私も家のすぐそばまで戻り隠れます。

それから3分くらい経ったでしょうか。息子がお店から出てくる姿を確認した私はマンションの階段の踊り場まで上りその隙間から息子の様子をうかがいます。
やがて「よいっしょ。よいっしょ。」と、そんな声が下から聞こえてきます。牛乳を抱えて一生懸命階段を上る声。うんうん。もう安心です。ちゃんと帰ってくる事が出来た様です。私も急いで家まで戻り玄関の前で待つ事にします。

 

 

 

 

 

 

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おかえり。

汗をかきながら階段を上ってくる4歳の息子。その顔は今までで一番輝いていたかもしれません。すごく誇らしげ。
「ありがとう。よく出来ました。」玄関先で何度もそう言って息子の頭を撫でてやります。けれど息子はなぜか照れくさそうにニヤニヤしてるだけ。「ほら、かってきたよ。」って感じで。

どーなつ

家から歩いて15分ほどの所にある公園は緑が生い茂っていてその雰囲気が私と4歳の息子の大のお気に入り。昆虫もたくさんいます。今日はアゲハ蝶、蝉、蜻蛉などいろんな虫を捕まえる事が出来ました。そして捕まえた虫の写真を撮り終わるとお約束のキャッチアンドリリース。飛び立つ虫たちに息子もバイバーイと手を振っています。

汗だくになった私たちはベンチに座り息子が買ってきてくれた牛乳で作ったドーナツをタッパーから取り出しほおばります。おいしい。うん。おいしい。おいしいなー。味わって食べよ..う...ね...

 

 

 

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...え?

 

 

 

 

 

 

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なにさ。くれってことですか?んー、まあ...でも良いですよ。私のをあげましょう。今日はよくがんばりましたから。おつかれさま。虫もたくさん捕れて楽しかったね。またお願いしますよ。4歳になった小さなおにいちゃん。

おーわり。