読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私のブログ

こどもの事とか虫の事とか

3歳の息子が今日はホタル祭りでたのしみだなーって言ってたのにトッキュウジャーとか言い出してなんだかよくわからないけど結局ゴロピカドカーン!で中止になりまシタ!

 

ホタルを見に行こう

朝、目をこすりながら「おやよー。」とふらふらと起きてきた息子が続けて発する言葉が「きょうほいくえんあんの?」
そんなに嫌かね。と毎度その言葉を聞くと笑ってしまいそうになるのですが安心して下さい。「今日も保育園はお休みですよ。」そう言って私も息子への朝の挨拶を済ませます。
本日は3連休の二日目。まだ眠そうに目をこする息子に私は「今日はホタル祭りに行こうか。」とお誘いをしてみます。私自身も昨年初めて訪れてからその美しさに魅了されたひとりですから今年も必ず3歳になった息子と一緒に見に行きたいなあと思っていたのです。虫好きの息子も「いいよ!たのしみたのしみ!やったー!」とぶんぶん腕を振り回しながら喜んでくれています。そんな息子の反応に私も当然うれしくなって「たくさんいるといいねえ。ホタルってすごくきれいなんだよねえ。早く見たいねえ。」とワクワクしながら台所へ行き朝食の準備を始めるのでした。

f:id:toithomas:20140722164316j:plain

日曜日の7時半からはテレビの時間。「烈車戦隊トッキュウジャー」が始まります。それをうれしそうに見入る虫好きの息子もやっぱり男の子。戦隊モノには目が無い様です。
30分後、テレビを見終わると早速「これよんでー。」と分厚い図鑑を持ってきます。お祭りまでにはまだまだ時間もあるし今日くらいはゆっくり遊んであげようという事で私も息子を膝の上に乗せながら「いいよ。」と図鑑を広げます。
それからしばらくすると大人しく図鑑を見ていた息子が突然「あっ!」と叫びながら振り返り両手で私のほっぺをパチンとはさんでこう言うのです。

「やっぱトッキュウジャーのえいがいこっか?」

なんでやのん。とそんな事を急に言い出す息子になんだか少しがっかりしちゃいましたがよくよく考えてみればそれも仕方のない事なのかもしれません。そうだよね。テレビ見ちゃったもんね。でもね今日はダメですよ。だって【ホタル祭り】なんだから。それよりなにより息子よ...

その手を早く離しておくれよ。トッキュウジャー!

 

お面

電車に乗ってお祭り会場に着いたのが16時過ぎ。
メインイベントのホタルの観賞まで少し時間もあることです。それではお祭りらしく金魚すくいとかヨーヨー釣りでもやりましょうかと息子に声をかけ手を繋いで歩きます。けれど金魚すくいも「やらない。」ヨーヨー釣りも「いやだ。」と何度誘ってみてもまったく興味を示さぬ息子が「これ!」と見つけたお店はお面屋さん。
「お面欲しいの?」と私も息子の意外な興味に少し驚きましたがズラリと並んだお面の中から「これこれ!」と指差す先にあるものを見て私も納得するのです。

それはトッキュウジャーのお面。
しかも6号。

f:id:toithomas:20140722165628j:plain

そして「ろくごーのおめんがほしい!ねえ!ほしい!」と体をクネクネさせながら困った顔でこちらを見ています。別に「買わないよ。」なんて一言も言ってないのにグズり出しそうなその姿になんだかかわいらしいなあと思いながら息子の視線まで私もしゃがみ「今日はお祭りだから好きなお面買っても良いんだよ。6号のお面欲しいんでしょ。じゃあお店屋さんに自分でこれくださいって言ってきな。」とゆっくりお話をするのです。それを聞いて息子も「ありがとっ!」と少しテンポの良い返事をしながら店主らしきおじさんに「ろくごーひとつくださいっ!」と元気にお買い物をするのでした。

なににに!?

そうして17時を過ぎた頃「そろそろホタル見に行こうか。」とすっかり6号になりきっている息子に声をかけホタル観賞の長い列に私たちも並びます。
30分程並ぶとようやく先頭まで辿り着き会場に設置された黒い大きなビニールハウスの中に入ります。「中は真っ暗ですからねー。足元にご注意下さいねー。」と気さくで優しいおじいさん警備員に笑顔で誘導されながら進むと私たちの右側にはたくさんのホタルがお尻を光らせて飛んでいます。見えにくそうにしている息子を抱き上げて「きれいだねえ!」と聞いてみるのですが「どこ?どれ?これなに?」と暗闇の中を飛び交う光が何なのかをいまいち理解しきれずに(教えたはずなのに...)数分程のホタル観賞をあっけなく終えてしまうのでした。

ビニールハウスを抜けると隣接された公園からは太鼓や笛の音が聞こえてきます。
そうした雰囲気の中私たちももう少しだけお祭り気分を楽しんでから帰りましょうかと屋台のある方へ戻ります。「ちゃんと手を繋がないと迷子になるよ。」と振り向くと早速お面をかぶり直した息子はとても楽しそう。
私たちの歩く幅の狭い石畳の左右に並ぶ屋台がどれもおいしそうに見えて「やきそば食べようかなあ。」「お団子もいいねえ。」と息子に話しかけながらしばらく歩いていると突然前方から「ああっ!」と叫ぶ大きな声。何事かと驚く私の前に現れたのは...

 

 

 

f:id:toithomas:20140722171816j:plain

 

 

6号!!

思わず叫んだ私の声にその少年たちのお母さんも大笑い。
6号人気者すぎるやろ!と続けて突っ込みたくなる気持ちを抑えて「バイバーイ!」と手を振りながらあっさり6号の集団に別れを告げるとそのまま通りを抜けるのでした。 

ゴロピカドカーン!

それから私たちは山盛りのかき氷を食べてビールを飲んで後は何食べようかなあと屋台を見て歩き、地元のこどもたちが演奏する太鼓をしばらく見てからもう一度お団子屋さんに行こうかと話していると突然アナウンスが会場に流れるのでそれを聞いていると...

「19時より大雨の予報が出ています。雨が降ってきましたら会場のみなさまは屋根のあるところへ一時的に避難をお願いいたします。繰り返します。19時より.......」

え?避難?大雨?
そしてそのアナウンスの数分後には予報通りの土砂降りの雨。

私たちは近くの大きなテントに入れてもらいしばらく雨が止むのを待ちました。
けれど後ろの方にいた主催の方たちが「だめだ。中止にしよう。止まないんだって。仕方ない。」と話しているのを聞いてしまいこのまま待機していても意味がないのだと少し残念になるのですが一向に止みそうにもない雨とともに時折ドカーンと鳴り響く雷鳴にそりゃあ中止だよなと納得するのでした。

帰り道。「いいこだからかみなりさんこないよね?」と息子が真剣な顔して聞いてくるので「えっ?そうだっけ?どこ?誰が?」と意地悪をしてみたくなった私に「いいこなの!」とムキになって本気で怖がる3歳の息子がかわいく見えて「えっ?良い子なの?ほんと?」と何度もやってしまう私の肩でいつの間にかコクリコクリとなっていく息子の背中を「おつかれさんでした。」とトントンと叩きながら「今日は楽しかったね。ありがとう。」ともう一度心で呟くとずぶ濡れの私たち親子は家路を急ぐのでした。おわり

f:id:toithomas:20140722173838j:plain